エゴマ油を使って

エゴマ油は、体脂肪になりにくく血中脂肪酸の分解を促進する酵素の働きを活発にするα-リノレン酸を豊富に含んでいます。 α-リノレン酸は体内で作ることのできない必須脂肪酸。体内で、脂質濃度を下げる働きや脳細胞の活性化で注目されるDHAやEPAに変わることから、生活習慣病に効果があると言われています。青魚に多く含まれるDHAやEPAを手軽に摂取できます(エゴマ油一日大さじ1/2ぐらいの摂取が適量)。高価なので、少量を無駄なく使いましょう。発火点が低いので揚げ物など高温加熱は危険。光や高温で酸化しやすいので、市販品には酸化防止剤添加のものがあります。『遊佐のエゴマ油』は無添加ですので、開封前も開封後も暗所低温保存で。

新鮮野菜と薄切り肉で  牛しゃぶサラダ


材料)
スライス牛200g キュウリ1本 エゴマ油
水菜1株 パプリカ赤・黄各1/3 シソ5枚 カボチャ適宜 

作り方)
@
牛肉を常温に置き酒を入れた湯でしゃぶしゃぶ。一口に切る。Aキュウリは小口から薄切り、水菜・パプリカを食べやすく切る。シソは千切り。カボチャは小さな薄切りにしてオーブンで焼く(または茹でる)B食べる直前にすべてを大きめのボールに入れ好みのドレッシングで和える(手で和えるとよい)。C器に盛りつける。

和風梅ドレッシング; 酢50cc 濃縮だし30cc
  なたね油30cc エゴマ油30cc
  梅干し(種をのぞき潰す)3ヶ コショウ
中華ドレッシング;醤油30cc 酢50cc
  ごま油30cc エゴマ油30cc メープルシロップ小さじ1
  おろしニンニク小1/2かけ おろし玉ネギ1/4ヶ


たっぷりの茄子で    ナスごんげ
材料) ナス5ヶ 味噌大さじ1強  砂糖大さじ1/2
酒大さじ1 青シソ5〜10枚 炒め油 エゴマ油小さじ2

作り方)
@ナスを大きめの拍子木に切り薄い酢水にさらす。シソは千切りAフライパンに油を引き、弱めの中火でナスを炒める。油が回り少し柔らかくなったらフタをして3分。B弱火にしてフライパンの真ん中に味噌・砂糖を入れ酒を注いで全体に混ぜ返す。火を止めしそを加えてサックリ混ぜる。

器に盛りつけてから『エゴマ油』を回しかけると照りがでて風味も増す。

新鮮なホタテ・甘エビのカルパッチョ

材料)甘エビ・ホタテ(生食用) 塩・コショウ 
玉ネギ・レモン 長ネギ 青シソ レモン汁大さじ1
ドレッシング;レモン汁30cc 酢30cc 塩小さじ1/3
        エゴマ油・オリーブオイル各30cc
        おろしニンニク小さじ1/3 コショウ
        メープルシロップまたははちみつ小さじ1

作り方)@甘エビの殻を剥く。ホタテは食べやすく薄切り。皿に並べ軽く塩コショウ、レモン汁大さじ1をふりかけ5,6分置く。A玉ネギをスライスし水にさらす。長ネギ・しそを千切りにし水にさらす。B@にペーパーを当て水分を拭き取り、薄切りレモン、玉ネギと一緒に盛りつけ用皿に並べる。Cドレッシングの材料を容器に入れ混ぜる。DBにCをかける。

大根とウィンナのサラダ
材料) 大根 ルッコラなど  パプリカ ウィンナ2,3本
ドレッシング;エゴマ油・なたね油各30cc 酢60cc
         メープルシロップまたははちみつ小さじ1
         塩小さじ1/3 コショウ

作り方)@大根は千切り。ルッコラは食べやすくちぎる。ウインナはさっと炒め、薄切り。パプリカも薄切り。Aドレッシングの材料をすべて容器に入れよく混ぜる。B@を大きめのボールに入れ混ぜ合わせてAを注ぎ手で混ぜ合わせる

牛モモ(肩)しゃぶしゃぶ用で  牛串!
材料)
牛しゃぶしゃぶ用スライス(モモまたは肩)
長ネギ 青シソ パプリカ 舞茸 クレソン
塩・コショウ 焼肉のタレ 七味 エゴマ油 竹串

作り方)@牛肉を30分〜1時間室温に置く。Aネギを3,4pにぶつ切り。舞茸は小房に分ける。パプリカは3ミリ厚さの薄切り。B牛肉を横長に拡げ、手前にそれぞれの具を載せ、くるくる細長く巻く。Cネギの長さに合わせて、Bを巻きがほどけないよう注意しながらぶつ切り。D長ネギとCを交互に竹串に刺す。軽く塩コショウし、高温に熱したフライパンで両面を焼く。焼肉のタレをかけさっと焼き付ける。E盛りつけてエゴマ油を塗りつけ、好みで唐辛子をふる。

☆柚子コショウも美味しい。
☆エゴマ油を塗ると、ぱさつきがちな肉でも充分美味。   

空芯菜とパプリカのスープ
材料)
空芯菜 パプリカ
洋風だし粉末大さじ1 水500cc カニ風味かまぼこ2本
塩・コショウ 干し桜エビ少々 エゴマ油 酒大さじ1

作り方)
@空芯菜の茎と葉を分け2〜3センチ長さに切る。パプリカは薄切り。カニカマを裂く。A洋風だしと水を鍋に入れかき混ぜて沸かし、カニカマ、干し桜エビ、パプリカ、空芯菜の茎を入れコショウ・酒を加えて5分煮る。B塩で調味し、空芯菜の葉を加えサッとかき混ぜ火を止める。C器に移し、エゴマ油を注ぐ。

ごま油やあればナンプラーを加え、ライムやレモンをしぼるとエスニックなスープに。サッと湯がいた『米麺』を加えても美味しい。

エゴマ油と豆腐でくるみ餅風
材料)
絹ごし豆腐1/3丁 
味噌・砂糖各大さじ1/2  エゴマ油大さじ1

作り方)
@豆腐を茹でてお湯を良くきる
Aすべてを混ぜてミキサーやブレンダーで15秒
B鍋に1リットルぐらいの湯を沸かし、『チビちゃんもち』を重ならないように入れ柔らかくなるまで(2分ぐらい)茹でる。
CBの湯を切りAを絡める。


豆腐を茹でると良く水分が切れる
砂糖の量を控えると、白あえに使える

◇◆風味がクルミやゴマに似ている


エゴマ油はさらりとしていてクセが無く、ほのかにDHAっぽい匂いがする程度なので、どんな料理に加えてもOK。
油分は旨味でもあるので、ちょっと物足りない料理の風味やコクを補うために使うこともできます。
エゴマ油を毎日大さじ1/2程度継続して摂ることが、健康にはよいらしいです。
朝ご飯の納豆に小さじ1程度を加えるのは、手早く摂取できる方法です。
卵かけご飯に一たらしするのも。おひたしやお漬け物にも。
値段的には高価なものですから、無駄にしないよう、サラダなどはお皿に残った汁もパンで拭き取って食べます。
熱により酸化しやすいのでサラダやおひたしに。
ドレッシングには、基本のオイルの半量をエゴマ油に替えるのが程々。小瓶に使い切り量を作るのがおすすめ。
炒め物などには油少なめで調理、火を止めてから加えるのがよいでしょう。