デポーの牛肉

開拓牛・ほうきね牛とデポーの消費材で作る牛肉料理レシピはこちら
牛乳を使った料理レシピはこちら

生産者との交流会08年

10/18(土)ほうきね牛まつり…東戸塚デポー消費委員会主催


みずみずしくて美味しい栃開の野菜

プチ豚情報
栃木開拓農協のある肥育家さんの豚ちゃんたちの中に、一頭今はやりの“ミニ豚”が紛れていたそうです。その方のお隣は『日光猿軍団』の敷地。猿同様アトラクション用に飼われていたものが逃げ出したのだそうです。ある組合員の「ミニブタって美味しいのかな?」との問いに「ペット用に改良された物だから美味くねぇと思うよ」と本来は豚担当の秋元さん。出荷されるわけではないのでご安心を。


デポー紹介コーナーにはパプリカの“リカ”も登場

「牛乳の分泌は仔牛の出産で始まる。組合員の牛乳利用が減ると、産ませられなくなる。ほうきね牛の生産を減らさなくてはならなくなる」と栃開(栃木県開拓農業協同組合)の秋元一郎さん。

安心な牛肉は牛乳の利用次第!
 ほうきね牛が安定生産できるよう、もっとデポー
の牛乳を使いましょう。 パスチャライズド牛乳
で作る生キャラメルの美味しさは格別!!!
手作り生キャラメルの
レシピはこちら
栃木開拓農協秋元一郎さんと、ほうきね牛・開拓牛を肥育している磯明美さんがお見えでした。磯さんの写真を取り損ねてしまいました、左は昨年春おいでいただいた際のものです(明美さん、ごめんなさい)。
稲を丸ごと発酵させて飼料にするお話は、絵的にも興味をそそられます。地元の生産の稲(飼料米)を米ごと全部ロール状に巻き上げて、発酵を早めるために乳酸菌を振りかけラップで覆って寝かせるのだそうです。飼料の自給を目指し、カナダ・アメリカから輸入しているイネ科植物のティモシーに替えるため。肥育後期ばかりではなく、生後2ヶ月ぐらいから与え始めているそうです。米育ち豚は予想以上に美味しいという成果が出ていますが、牛肉にはどう影響するか、楽しみです・・・2年後ぐらいからデポーに登場するらしいです。※※※牛の糞尿が原料の堆肥は地元農家の田畑へ。地域内循環、耕畜連携が進んでいます。

先日の「ほうきね牛まつり」。天気が良くて何よりって事にはならず・・・。ご家族でお出かけの方も多かったのでしょうか、フロアは大盛況とはいきませんでした。
それでも、人気者のイチローにいさんと生産者のあけちゃん(イチローにいさんが そう呼んでおりました)のおかげで牛肉の売れ行きも上々だったようですね。やはり生産者さんの力は偉大なのです。
 
勉強会。何度か勉強会に参加させていただいていますが、その度に学ぶ事があり、「ふ〜ん」やら「え〜っ!」やらと話に耳を傾けてしまいます。今回は、牛肉パックについているラベルの『平田牧場』 という意味について教えていただいたのが印象に残っています。
『ほうきね牛』も『開拓牛』も と場で枝肉になったものをミートセンターに運んでパック詰めされているのだそうです。で、パック詰めした場所を銘記するのがルールなので 『平田牧場』の名前になっています。聞いてみたら なるほど! でも、知らずにいつも不思議に思っていた事が判明するとなんだかスッキリするものです。
 夏に 副委員長と栃木に牛の視察(偉そうに聞こえますが、ながめてきただけかも・・・)に行って来た時と、なんらかわらず・・・ もっと言えば去年から“牛乳を飲もう、牛肉を食べよう”とアピールをしてるようですが、やっぱり牛乳と牛肉が危機的状況にある事にはかわりないようです。
〔牛乳の消費量をあげなければ、仔牛を産ませる事ができない→牛肉になる牛が産まれてこない〕って事になりますね。そうです、せっかく乳肉一貫肥育という良い流れを考えて生産者が一丸となって、私たち組合員のために日々苦労してくれている事がムダになる。そして 牛乳も牛肉も手に入らなくなるおそれがあるという事です。牛乳飲もう! せっかくイイものがあるのだから、大事に守っていきたいと願っています。                           byトトロkambe

秋からの活動kick off <牛肉食べたい会> 9/19 開催!

お客様は、栃木開拓農協の加藤効示さんと、肥育家佐藤牧場の後継者つよし君

心配だった台風13号の、でも、のろのろ千鳥足のお陰で主催者のたっての願い=『美味しいお肉を外で炭火焼き』が叶いました。

7月末の視察で現地を訪れた神戸委員長・宇都宮副委員長の報告とお客様の紹介。
栃開のお二人からは、酪農・肥育の今日的状況と展望を。キーワードは<乳肉一貫><循環農業>そして<耕畜連携>
テーブルで生産者さんを囲みお話を伺いながら、美味しいお肉で豪華昼食。もちろん遊you米のおむすびも。
最後に、副委員長、委員長が【秋の仲間作り】への参加をアピール。
横浜みなみ4デポーの委員長が製作した“読んでもらえるチラシ”と、お試しカードの説明。

生産牛の6割は生活クラブで食べきれず市場に出荷されているとの報告にみんな!?
そんなに毎日牛肉は食べられない・・・と。だったら、食べる人を探せばいいのです!
この美味しさ、確かさを伝えて、一緒に食べる仲間を増やしましょう!!


デポー玄関前に長テーブル3台。ぎっしりでした。

栃木開拓農協の加藤効示さん

佐藤牧場の後継者つよし君

手前は焼きおにぎりとトウモロコシ


食べる口を増やす=語る口を増やす
=美味しさを知った私が語る口になる
これを循環させればいいのだ・・・
肉肉一貫・・・?
空模様も我慢の限界か、降り始めた雨に
ちょっと早めにデポー集会室で二次交流会。
庄内に続き栃木でも飼料米の生産が始まっており、肥育後期の質の高い粗飼料としてカナダ・アメリカ産のティモシーに替え稲を米ごと与える試みがあるとのこと。来年春からは栃木から米育ち豚が出荷されるとのとっておき情報も頂き、お腹も心もいっぱいの交流会となりました。
つよし君のお話から
☆生き物なので、365日世話が必要なので大変(…お泊まりの外出ができない?(>_<))。
☆このところのエサの高騰は以前の1.5〜2倍になっており、経営状態を圧迫している。加えて、機械化されている作業が多いので原油の高騰により経費がかさむ。
☆この厳しい中でも何とか頑張って育てた開拓牛の1割、ほうきね牛は6割が一般市場へ。
non-GMO・PHF、なるべく国産の飼料をとこだわるにこだわって育てた牛でも、市場では『non-GM0飼料で育てた牛』としての需要はなく、結果、提携先よりも安い買い取り価格で売らざるを得ない。例えばnon-GMOトウモロコシは、使っているのは少数派なので世界的に生産量は少なくなっており、一般的な飼料での肥育に比べ一頭育てるのに2万円近く多くかかっている。

炭火焼きスタッフーーの面々 
シメは焼きおむすび。
数日前の「ためしてがってん」
で仕入れたこだわりの炭火の起こし方を早速実践。
でも、ワーカーズの火起こしのプロがお手伝い。

本日のメニュー;各部位炭火焼肉  芋煮汁 
パプリカとレタスのシーザーサラダ 遊you米おむすび
もも肉とパプリカの牡蠣味調味料マヨネーズソテー
参加者F・Utsさんの感想
一番驚いたのは、生活クラブで食べなかったお肉は何の付加価値もつけられず、市場価格でおろされるということでした。餌にまでこだわっているのにもったいない 多分、私たちが買うより安い値段ですよね…?  牛はとても繊細で、ちょっとえさが変わっただけですぐ食欲がなくなったりするらしく、それだけに生産者のご苦労が伝わってきて、このお話は非常に残念だと感じました。   やっぱり食べ口を増やすことは大事!!と改めて感じました(^^)

とっておき情報・・・ステーキを美味しく焼く!
塩コショウぐらいのシンプルな味付けで肉のうまみを味わいましょう。焼きすぎると美味しさを損ないます。コツは高温で短時間。できれば鉄のフライパンを使用。空焼きして、肉を載せ短時間。1分は焼きすぎ。30〜40秒で火を止める。ミディアム・ウエルダンは保温時間による火の入り具合で。

運営委員長からメッセージ
 秋からの活動に向けて、栃木開拓農協の加藤さんと生産者の佐藤さんと共に開催したキックオフ集会を賑やかに終えました。
 情報ワーク、試食チームなど日頃から拡大行動に協力いただいている組合員の他に 夏のアンケートでちらしまきや友人紹介などに参加できると協力を約束してくれた組合員の方達の中から30名近くが参加。各委員会メンバー、サブマネージャーとワーカーズも一丸となって集会を盛り上げてくれました。台風13号が近づくなかで、一瞬の晴れ間も覗き 天気までも味方につけてのスタートとなりました。当日 朝早くから調理に駆け付けてくれた方、椅子やテーブルを並べてくれた方、時間に合わせて炭火をおこして準備してくれた方、今回もたくさんの方のご助力で無事に開催され盛り上げていただきました。
 いつも いろんな方達に助けられ活動しています。みなさんの気持ちに背中を押され 試行錯誤しながら進んでいます。迷いながら進んでいるのに、みなさんの顔が浮かぶと楽しい気分になる事もあったりして・・。
 
この秋 たくさんの仲間が増え、一緒に楽しむ機会が持てたらと願っています。「こんな事して楽しみたい」「これは、改善できないかな?」意見箱にご意見でも感想でも、いただけたらと思います。みんなの意見を反映します!それがデポーの良さですものね。

今期も折り返し地点です。運営委員会をこれからもヨロシクお願いいたします。


特別報告

『牛をたずねてほうき根へ』  運営委員長・副委員長の栃木牛肉産地視察報告 7/30

牛乳生産者の熊倉さんの肥育舎で仔牛の出荷状況などを聞いた後
開拓牛・ほうきね牛の肥育生産者4件のうちの渡辺牧場を見学。
新たにはじまった<開拓牛乳肉一貫肥育>について視察。
箒根酪農組合にて<乳肉一貫取組>の現状について報告を受けました。

東北自動車道西那須野塩原ICより約10分、東北新幹線停車駅JR那須塩原駅より約30分の便利な立地
産まれて2ヶ月の仔牛。反芻がはじまると、離乳期になります。間もなく、肉牛として育ててくれる農家に売られていきます。授乳期には個体識別札をつけています。授乳させる機械が信号を受け、コンピュータ管理で飲む量はコントロールされています。この時期の管理が、将来を左右するほどに大切なのだと聞いて「人間の赤ちゃんと一緒だな」と感じました。離乳期を迎えた仔牛は、自分から草を食べはじめます。野性の目覚めというのか、とても神秘的です。

授乳器
搾乳機の音がすると、牛のオッパイは張りだすのだそうです。
生活クラブ指定の洗剤で搾乳前、搾乳後 と丁寧に洗います。毎回 大量の熱湯を使います。
組合員から届いたタオルの山も ありました。
なんと、渡辺牧場から出荷される牛10頭のうち生活クラブでは3頭しか消費できていないと(ほかの牧場でも同様の割合)・・あまりに掛け離れた数字に呆然としました。
『供給している牛を食べていただく為には 今の組合員さんの数だけでは十分ではない。組合員さんの数を増やして、何とか供給数を増やしていただきたい。』、と生産者から切なる訴えがありました。


←予定日を過ぎたミル姉さん、苦しそうです。

 こちら一郎兄さん(おなじみ秋元さん)、今回焼肉当番ですか?→
ホルスタインは乳を大きくした為に足が長く、乳絞りの生産性を高める様に改良された牛。
12ヶ月で種つけ開始され、2度めの妊娠を経てから乳牛になります。
産後は2ヶ月過ぎたら、また種つけをします。妊娠期間は10ヶ月で産前の2ヶ月間は 乳搾りをせずに準備期間に入ります。お産を繰り返すたびに乳房が大きくなり、たくさん乳が出ますが妊娠は3度までとしています。
産後数週間は 濃い乳が出る。仔牛の飲む量は少ないのに たくさん出るが、市場には出せないので廃棄しているのだそうです。
3度の妊娠のうち、1度めは日本の種と掛け合わせると 仔牛が小さくなり初産が楽になるとの理由で 全てほうきね牛となります。2度めと3度めの妊娠にはホルスタイン種をかけあわせ牝牛が産まれてくれば乳牛に、牡牛なら去勢して開拓牛となります。1頭から1頭以上の継承牛(♀乳用牛となる)が産まれるかどうかは神のみぞ知るのでしょう。

原油高から飼料の値段があがっているため生産者は苦労しています。
乳肉一貫生産の為には、牛乳の消費を増やす事が大前提!ついで肥育された牛を全頭消費する事ができる様に消費量を増やす取り組みをしていく事が必要なのです。

酪農家も乳牛にならなかった牛を肥育する生産農家も、私達組合員との約束を守り大切に牛を育ててくれているのです。私達も 約束を守れる取り組みや、食べる努力を惜しまずに 互いに支えあえたらイイなと思うのです。命を無駄にしない取り組みをする。この一言が全てだと思います。
地域内乳肉一貫政策について・・・・・栃木開拓農協のページから

雑種、ホルスタイン種肉牛は提携消費者団体に供給している。同じく牛乳を供給する提携酪農組合の酪農家から肥育向け仔牛を導入。これは全国で例の無い「地域内乳肉一貫生産」というものです。

料は、牛にとって重要な粗飼料である稲わらを地域の稲作農家より肉牛堆肥と交換等で収集、給与しています。濃厚飼料は主原料はもとより、副原料についてもNON-GMOのもので配合されたものを、仔牛から給与しています。(母牛も同じ原料の配合飼料を給与)

産者が長年培った品種にあった飼育方法で「美味しい」牛肉になるよう真心込めて飼育しています。「安全」・「安心」を言葉だけでなく、出来うる限りの情報を消費者へ開示致します。そして何よりも「美味しい」牛肉をこれからも生産、供給していくことを使命として生産者、組合一丸となって頑張っています。


東戸塚デポーhpトップページへ